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欧州・米大陸などで反原発・反核運動に取り組む日本人を中心としたネットワーク「よそものネット」では、今年もまたおしどりマコ&ケン・オンライン講演会を開催します。
(フライヤーはこちらでダウンロードできます)
 
「地元の理解が得られなければ放出しない」と約束した汚染水海洋放出は去年の夏から強行に開始されました。あたかもトリチウム以外の放射性物質は含まれていないかのように宣伝し、汚染水と呼ぶことを頑なに拒否し、IAEAのお墨付きを得て日本政府は「基準値以下なので大丈夫」論を世界中で繰り広げています。しかし東電では昨年10月、ALPS配管洗浄中に放射性物質を含む廃液を浴びて作業員が被ばくする事故があったほか、今年2月には浄化装置排気口から、最大で220億ベクレルの放射性物質を含む約5.5 トンの水が漏れる事故がありました。
 
今年3月末には1号機原子炉の真下で初のドローン撮影が行われ、その動画が公開されました。デブリと思われる物体や原子炉の損傷のひどさが改めて生々しく目の前に広がりました。
 
2011年3月に水素爆発を何基も起こした福島第一では、いまだに水の放射線分解による水素が発生し続けており、爆発寸前の濃度まで溜まっている危険と直面しています。火花を出すことなく穴を開けて水素を排出させる作業はいつ可能になるのでしょうか。
 
各地で集団訴訟が行われていますが、ここでは事故から13年経った今、他界された原告の方も多くおられ、裁判があまりに長引いてエネルギーを要するため、東電と和解するケースが増えてきています。国と東電経営陣が事故の責任を認めず十分な損害賠償を行わないまま、苦しみ、悩み、病気や経済的な困窮が個人だけに負わされる中で亡くなっていく方たち、家族を支えていかなければならない方たちのそれぞれの悲劇は、察するに余りあります。
 
そのほかにも報道されないため私たちが知らない事実がたくさんあります。13年間東電記者会見に通い続け、細かい取材・調査・分析をし続けてきているマコ&ケンさんだからこそできる濃厚な報告を、今年もお二人にお願いします。
 
各国にまたがる「よそものネット」が世界各地で同時視聴可能な時間帯を選択しています。また、時間が合わなくてライブ視聴できない方たちのために、講演会は録画して後日公開しますので、必ずご覧いただけます。
 
【開催日時】
2024年5月11日(土)
日本時間 20:00 
Berlin/Madrid/Paris 13:00 
London 12:00 
Montréal/New York 07:00
 
【プロフィール】 マコとケンの夫婦コンビ。 漫才協会/落語協会/保健物理学会会員。東京電力福島第一原子力発電所事故(東日本大震災)後、随時行われている東京電力の記者会見、各省庁、 地方自治体の会見、議会・検討会・学会・シンポシウム・被害者による各地の裁判を取材。現地にも頻繁に足を運び取材し、様々な媒体で公開している。 2016年「平和・協同シャーナリスト基金」奨励賞受賞。 http://oshidori-makoken.com
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